玉櫛笥

(たまくしげ)
手塚を愛する額田王が、跡部様のお力をお借りして、手塚の幸せを追求します。
城田優君も応援しています。
BL要素もありますのでご注意ください。
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うわっ、こんな時間だ!
わ〜、もうこんな時間です、
日記書く暇がないので、話だけUPしておきますね。 


〈おことわり〉
※こちらのブログ内の記述は、額田王の勝手な妄想を語ったものであり、原作の許斐先生や出版社・アニメの放送局などとは一切関係ありません。内容にはBL要素も含みますので、ご理解いただけない方はお読みになりませんよう、お願いします。お読みになって嫌悪感を抱かれましても、責任を負いかねますので、ご自分の責任でご判断ください。なおこの先は、15歳未満の方はお読みになりませんよう、お願いします。

アルカデルトのアヴェ・マリア―2―


 さて次の日がいよいよ決勝で、
男子シングルスの手塚の相手は、フランス人の選手で、
カールした褐色の髪を伸ばして後ろで結んでいる、
どちらかというとがっしりした大柄の男だった。
試合前の握手の時、その男は妙に優しげな笑みを湛えて手塚に言った。
「どう? 昨日の僕からのラブレター、
受けとってくれたんだろ?」
「何の話をしている。」
「いやだなぁ、カワイ子ちゃんは。
僕は君のことを思うと、止まらなくなっちゃう、って。」
「あの、品のないアレのことか。」
手塚は吐き捨てるように言った、
やはり、犯人は決勝の対戦相手のこの男だったのだ。
「僕はなら、君の近くにいつもいる、あの蒼い目の男よりもずっと、
君を満足させてあげられる。
今晩でも、どう? 試してみない?」
こんな男には、指一本触れられたくはない。
「それではまず、
テニスで俺を満足させてもらおうか。」
「望むところだよ。」

しかし、試合はほぼ一方的と言ってよかった。
相手は手塚から1ゲームも奪うことなく、
あっけなく敗れ去ってしまったのだ。
もともと実力の差があったことも否めないが、その上に、
道義的に許せない相手に対しての手塚のテニスは、
相変わらず容赦なかった。
決勝戦でも圧倒的な力を見せつけた手塚の前に、
最後にはその男は、コートの中でうずくまってしまった。

「口ほどにもなかったな。
この程度の試合では、俺は満足できない。」
自分を、恐れるような目で見上げているその男に、
手塚は声をかけた。
「一応言っておくが、
跡部は俺にテニスで勝ったこともある。
そして俺は、その時の試合にはとても満足できた、
お前は跡部の足元にも及ばない。」
まもなく優勝のセレモニーが行われ、手塚が記者たちに囲まれると、
「君のことはあきらめられない。
いつか、僕の思いは遂げさせて貰うからね。」
それだけ言い残すのがやっとで、
その男はすごすごと退散するほかはなく、
それでもコートの出口のところの壁にもたれかかって手塚を待っている跡部に、
中指を1本立てて見せた後、
跡部の冷笑に見送られて、控室へと戻っていった。

一方跡部は、手塚のインタビューが終わるのを今か今かと待ちあぐねていた、
一刻も早く、あの愛しい細身を胸に抱き取って、
思う様、優勝を称えてやりたくて、ウズウズしていた。
本当は優勝が決まった瞬間、
コートに駆けだしていって抱きしめてやってもよかった、
今でもそうしなかったことを若干悔やまないでもなかったが、
手塚は人前でベタベタされるのをあまり好まない、
チームとなって一緒に戦ってきた仲間からそのような祝福を受けるのはもちろん嬉しい、
けれども跡部は恋人だから・・・
跡部を恋人と認めるからこその遠慮と恥じらいで、
手塚なりのわかりにくい愛情表現でもあるのだ。
だから、手塚がやっと解放されてこちらに向かってきたときにも、
その場では
「おめでとう」
握手して肩を叩いてやるにとどめた、
昨日はあんなことがあったので、
優勝戦の今日は選手も少ないことも幸いして手塚の控室には個室が割り当てられていた、
ロッカーの鍵を壊されるとは、不用心にもほどがある、
跡部が主催者側に、強硬にねじ込んだのである。
だから、控室に戻ればもう後は、
誰にもはばかることなく細やかに愛してやることはできるのだ。

控室のドアの鍵を後ろ手に閉めたのは、
ドアを閉めるのももどかしく手塚を抱きしめ、
勝利に上気している手塚の、
いつもよりは紅の指している唇にかじりつかずにはいられなかったから。
試合直後で疲れているはずなのに興奮が収まっていないのか、
手塚もまた、いつもよりは積極的に跡部を求めるそぶりがあったから、
跡部もすっかり箍が外れてしまった。
息苦しくなるほどに唇を求め合い、
口元から零れおちる滴さえ惜しむかのように舐めとっては、
また唇を貪る。
跡部から身体の力まで吸い取られてしまったということなのか、
やがて手塚は身体がくったりとして、
跡部にもたれかからないと立っていられなくなった、
けれども、
擦り寄せられてきた腰の辺りに跡部の硬くなったものが触れると、
「汗をかいているから・・・」
手塚は拒む様子を見せた。
「お前の汗なんか、ちっともイヤじゃねぇ。
むしろ、芳しいくらいだが、
お前が気になるんなら、一緒にシャワー使う?」

跡部の申し出にこっくりと頷いた手塚を横抱きに抱き抱えて、
跡部はシャワールームへ向かった。
ボディー・ソープをふわふわに泡だてて、
互いに相手を洗いはじめる。
最初はまじめに身体を洗っていたものの、
この試合の期間中は愛し合うのもお預けだった二人は、
やはり微妙な部分にも手は伸びてしまうのはしかたのないことで、
口づけをしながら、ソープでぬるぬるの手で互いに相手の中心を刺激し始めた。
やはり二人ともたまっていたものらしく、
誰にも気兼ねすることのない個室のシャワールームということで気も緩んでいたのか、
あっという間に絶頂に達し、
二人はぶるぶる震えながら、
ほぼ同時に白いしぶきを迸らせた。

「あ〜あ、汚しちまったな、
すぐ流してやるから・・・」
二人の胸から腹にかけて、白いものがべっとりと飛んでいて、
跡部は、シャワーの蛇口に手をかけた。
「ん。
だが・・・不思議なものだ。」
二人の身体はすぐに、暖かい湯気に包まれた。
「何が?」
跡部は、手塚の身体にやさしく手を滑らせ、
どちらのものともつかない精液を、ソープの泡とともに、
きれいな湯で流してやっていた。
「昨日の、俺の服についていたアレは、不快以外の何物でもなかったのだが、
お前のだと、舐めてもいいと思ってしまう。」
そう言うと手塚は急に身体をかがめ、
跡部の引き締まった腹にまだ残っている白濁液を、ペロリと舐めてしまった。
「あ、バカ、んなことすんな、
続きは家で、って我慢してんのに。」
「ああ、家までお利口に我慢しててもらおう。」
早くもむくむくと、再び鎌首をもたげ始めた跡部自身の先端に、
手塚はちゅ、とキスをした。

          *****

自分のベッドの縁に腰を下ろした跡部の上に、
手塚は跡部に向き合う形でまたがっていて、
今は跡部自身はすっかり手塚の中にのみ込まれ、
手塚の両腕は跡部の首にしっかり絡みついていて、
跡部が下から突き上げるたびに、
手塚は鼻に抜けるような甘い声を何度も漏らし、
桜色に染まった身体をのけぞらせている。

そんな時だった。
「お前・・・俺の腹のところに、
先っぽをこすりつけるの、好きだろ?」
ふいに跡部にそう指摘されて、
手塚の全身は、恥ずかしさのあまり紅潮した。
そのとおりだった、
意図的にそうしているのか、と言われれば、
そうだ、とも、そんなことはない、とも言える、
そうなってほしいと思っていても、
跡部も動いている以上、なかなか思うようにはこすりつけられない、
けれども、何かの弾みにでも跡部の腹で敏感な先端がこすり上げられると、
気持ちよさが脳まで突き抜けるくらいで。
もちろん、跡部が心をこめて与えてくれる愛撫もとても気持ちがよくて大好きだ、
けれども、性器に偶然のようにもたらされる強い快感もまた、
手塚のひそかな楽しみだったのだが、
まさか跡部に見透かされていたとは・・・

「けど、恥ずかしがることねぇ。
男なら当たり前だ、
俺だって、お前の中の壁に先っぽをこすりつけたら、
すぐイッちまいそうになるくらい気持ちいい、
イクのは一緒がいいから我慢するけど、
その気持ちよさはクセになる。
お前がこすりつけてきてくれんのは、
俺に気を許してるからだろ?」
もちろんそうなのだが、だがしかし、
「そうだ」と澄まして答えられるような質問でもない。
黙っていると、跡部が肩にキスをした。
「お前の気持ちいい顔、いっぱい見せて。
俺だけに。」
わかった、の意味で跡部の頭の上にキスを落とすと、
顎を引き寄せられて、深く口づけられ、
それとともに跡部が腰を大きくゆったりと回すものだから、
熱いものでかき回されて、腰が蕩けそうになる。

やがて再び大きな突き上げが始まって、
今はとろとろがあふれ出ている手塚の雄も跡部の腹のあたりで何度もこすれて、
既に臨界点に達していたから、
跡部のものが中でさらに膨張したのを感じた次の瞬間には、
目の前でまぶしい光がはじけ、身体中の精力はすべて一点から外へと放出されて、
陶然となった二人は抱き合ったまま、
ベッドに倒れ込むしかなかった。

息が荒くてキスをするのも苦しいくらいなのに、
それでも愛しくてキスせずにはいられない、
まだ繋がりあったまま、こまやかなキスを交わして、
跡部は自分の胸の上に身を投げ出している手塚の髪を、
指で優しく何度も梳いてやった。
「いつでもそうだけど、
やっぱ、お前、最高。
だが・・・」
そう言うと、跡部が少しだけ意地の悪そうな笑みを浮かべた。
「だが?」
「ああ、だが、お前が、先っぽをこすりつけるのが好き、ってのは、
ほかの連中には内緒にしとくんだな。
特に、今日の決勝のアイツなんか、
鼻血がとまんなくなっちまうぜ。
お前のいい顔も、全部俺だけのもんだ。」
「随分と欲張りだな。」
手塚は呆れたように言ったが、
「だが、そんな俺様を独占してんのはお前だからな。」
跡部はそう言って、嬉しそうに目尻を下げた。

まだまだ宵の口、
けれども甘やかなけだるさに包まれた二人は、
優勝を祝うディナーの時間ギリギリまで、
抱き合ったままとろとろとまどろみ、
そうして目覚めては唇を求めて過ごしたのだった。



               ―了―

23:50 | 八重葎90.アルカデルトのアヴェ・マリア | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark
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